北本市　S邸

2020年　主要用途：住宅

二世帯住宅の計画にあたり、重要なことは親子の距離感を保つこと。住み分けるためにそれぞれの領域が必要だと感じています。今回の計画では、親世帯と子世帯の間に領域を緩やかに隔てる光庭を設けました。中間領域には共用部分である玄関、ホール、水周りを設けそれぞれの空間を繋ぎます。1階は親子の空間を繋ぎ、2階は夫婦の寝室と子供部屋を繋ぐブリッジ。2階ブリッジから、吹抜けを見下ろします。開口部を大きく設け、内部でありながら屋外のテイストを加味します。極小地ながら、広さを感じる住宅となりました。